小売業月次売上高レポートvol.52

7月は第7波を受け月の後半から客足が遠のく

Hidden Gemsでは、上場企業を中心に月次売上高の開示がある小売業の既存店売上高、客数、客単価を毎月集計し、「小売業月次売上高レポート」と題して、毎月こちらにてご報告いたします。より詳細なデータや概要にご興味のある方は「お問い合わせ」までご連絡ください。
なお、2020年の既存店売上高は新型コロナ感染症の影響による異常値で、2021年の同会社発表伸長率から実態を把握することが難しいため、実態に則した修正を行っております。新基準の詳細につきましては、本レポートの末尾をご覧ください。

22サブセクターのうち、プラスは17サブセクター：

7月の小売業合計既存店売上高は、前年同月比6.6％増、うち純小売りは4.5％増、外食は11.3％増。プラスのサブセクター数は、全22サブセクター中17となり、直近1年では最もプラスのサブセクターが多い月となりました。同2019年対比では10サブセクターとなりました。

天候要因は、東京都では、降雨日数が前年同月比1日減（20日）、最高気温平均値31.7℃（前年同月比+1.4℃）、最低気温平均値24.4℃（同+1.5℃）となりました。

曜日回りによる土日祝日の前年同月と同数。データ集計企業数は、198社（純小売り136社、外食62社）でした。

サブセクター別伸び率：

前年同月比での上位3サブセクターは、通販（21.1％増）、居酒屋（17.3％増）、ファミリーレストラン（15.4％増）。下位サブセクターは本・CD/DVD販売/レンタル専門店（8.0％減）、家具・ライフスタイル型専門店（5.0％減）、ホームセンター（3.4％減）となりました。

弊社では、より詳細なデータ分析を多数行っております。ご興味のある方は「お問い合わせ」までご連絡ください。

既存店売上高・客数・客単価前年比3ヶ月移動平均値の推移：

2021年1月から採用する新基準概要：