小売業月次売上高レポートvol.68

11月は、消費の底堅さを印象付ける内容

Hidden Gemsでは、上場企業を中心に月次売上高の開示がある小売業の既存店売上高、客数、客単価を毎月集計し、「小売業月次売上高レポート」と題して、毎月こちらにてご報告いたします。より詳細なデータや概要にご興味のある方は「お問い合わせ」までご連絡ください。
なお、2020年の既存店売上高は新型コロナ感染症の影響による異常値で、2021年の同会社発表伸長率から実態を把握することが難しいため、実態に則した修正を行っております。新基準の詳細につきましては、本レポートの末尾をご覧ください。

22サブセクターのうち、プラスは19サブセクター：

11月の小売業合計既存店売上高は、前年同月比6.7％増、うち純小売りは4.9％増、外食は10.6％増。プラスのサブセクター数は、全22サブセクター中19。同2019年対比では18サブセクターと回復基調が続きました。

天候要因は、東京都では、降雨日数が前年より4日減（13日）、最高気温平均値19.2℃（前年同月比+0.1℃）、最低気温平均値10.3℃（同-0.4℃）となりました。

曜日回りによる土日祝日は前年同日数。データ集計企業数は、195社（純小売り132社、外食63社）でした。

サブセクター別伸び率：

前年同月比での上位3サブセクターは、リサイクルショップ（16.1％増）、家具・ﾗｲﾌｽﾀｲﾙ型専門店（14.3％増）、百貨店（13.5％増）。下位サブセクターは、本・CD/DVD販売/レンタル専門店（6.8％減）、スポーツ専門店（1.1％減）、メガネ専門店（0.3％減）となりました。

弊社では、より詳細なデータ分析を多数行っております。ご興味のある方は「お問い合わせ」までご連絡ください。

既存店売上高・客数・客単価前年比3ヶ月移動平均値の推移：

2021年1月から採用する新基準概要：