小売業月次売上高レポートvol.81

12月は、気温低下で季節商材が牽引。土日祝１日減ながら、強い売上基調

Hidden Gemsでは、上場企業を中心に月次売上高の開示がある小売業の既存店売上高、客数、客単価を毎月集計し、「小売業月次売上高レポート」と題して、毎月こちらにてご報告いたします。より詳細なデータや概要にご興味のある方は「お問い合わせ」までご連絡ください。
なお、2020年の既存店売上高は新型コロナ感染症の影響による異常値で、2021年の同会社発表伸長率から実態を把握することが難しいため、実態に則した修正を行っております。新基準の詳細につきましては、本レポートの末尾をご覧ください。

22サブセクターのうち、プラスは20サブセクター：

12月の小売業合計既存店売上高は、前年同月比4.5%増、うち純小売りは4.4％増、外食は4.7％増。プラスのサブセクター数は、20サブセクター。同2019年対比では18サブセクターとなりました。

天候要因は、東京都では、降雨日数が前年同月比3日減（4日）、最高気温平均値13.2℃（前年同月比-1.1℃）、最低気温平均値3.9℃（同-1.3℃）となりました。

曜日回りによる土日祝日の前年同月比は、20日締め、月末締めともに1日減となりました。

データ集計企業数は、213社（純小売り147社、外食66社）でした。

サブセクター別伸び率：

前年同月比での上位3サブセクターは、リサイクルショップ（12.1％増）、家具・ライフスタイル型専門店（10.2％増）、メガネ専門店（9.3％増）。下位サブセクターは、本・CD・DVD販売/ﾚﾝﾀﾙ専門店（0.6%減）、回転寿司（0.5％減）、身回品専門店（1.3％増）となりました。

弊社では、より詳細なデータ分析を多数行っております。ご興味のある方は「お問い合わせ」までご連絡ください。

既存店売上高・客数・客単価前年比3ヶ月移動平均値の推移：

新基準（採用期間：2021年1月～2023年12月）の概要：