小売業月次売上高レポートvol.84

3月は、閏年の反動で20日締企業の営業日数が1日減となる中、前年を上回り堅調

Hidden Gemsでは、上場企業を中心に月次売上高の開示がある小売業の既存店売上高、客数、客単価を毎月集計し、「小売業月次売上高レポート」と題して、毎月こちらにてご報告いたします。より詳細なデータや概要にご興味のある方は「お問い合わせ」までご連絡ください。

なお、2020年の既存店売上高は新型コロナ感染症の影響による異常値で、2021年の同会社発表伸長率から実態を把握することが難しいため、実態に則した修正を行っております。新基準の詳細につきましては、本レポートの末尾をご覧ください。

22サブセクターのうち、プラスは18サブセクター：

3月の小売業合計既存店売上高は、前年同月比2.7%増、うち純小売りは2.1％増、外食は4.0％増。プラスのサブセクター数は、18サブセクター。同2019年対比では、16サブセクターとなりました。

天候要因は、東京都では、降雨日数が前年同月比1日減（16日）、最高気温平均値16.0℃（前年同月比+1.2℃）、最低気温平均値6.2℃（同+1.1℃）となりました。

曜日回りによる土日祝日の前年同月比は、20日締め、月末締めともに同日数となりましたが、閏年の影響で20日締めは営業日数1日減でした。

データ集計企業数は、217社（純小売り148社、外食69社）でした。

サブセクター別伸び率：

前年同月比での上位3サブセクターは、メガネ専門店（7.5％増）、ファミリーレストラン（6.7％増）、通販（6.6％増）。下位サブセクターは、身回品専門店（1.9%減）、ホームセンター（1.4％減）、アパレル専門店（0.7％減）となりました。

弊社では、より詳細なデータ分析を多数行っております。ご興味のある方は「お問い合わせ」までご連絡ください。

既存店売上高・客数・客単価前年比3ヶ月移動平均値の推移：

新基準（採用期間：2021年1月～2023年12月）の概要：